NextHill LAB / Material Note 01
休まず泳ぐカツオの、しなやかさの源から。
原料のこと、経口摂取したエラスチンのゆくえ
この記事の要点
- NextHill が採用している原料のひとつは、カツオの伸び縮みを担う、弾性線維の豊富な部位から生まれたエラスチンです。
- 経口摂取したエラスチンは消化・分解され、エラスチン由来のペプチド「Pro-Gly(プロリルグリシン)」が血中に現れることが、ヒトの研究で報告されています。
- その後の働きについては、「体をつくる材料」と「細胞へのシグナル」という2つの考え方から、研究が進められています。
エラスチンは、伸びたあとに元の形へ戻る、ゴムのような性質をもつたんぱく質です。NextHill が選んだ原料のひとつは、カツオから生まれたエラスチン。なぜカツオなのか、そして経口摂取したエラスチンは体の中でどうなるのか。研究からわかっていることを、やさしく整理します。
世界の海を、泳ぎ続ける魚
カツオは、広い海を回遊する魚です。泳ぎを止めることなく、長い距離を移動し続けます。その体には、くり返し伸び縮みしながら、しなやかさを保つ部分があります。
しなやかさを支える部位
カツオの体の中で、伸び縮みを担う部位には、エラスチンが豊富に含まれています。NextHill が採用している原料は、弾性線維を豊富に含むこの部位からつくられています。[1]
カツオの水揚げが多い焼津では、心臓まわりが「へそ」と呼ばれ、地元の味として親しまれてきました。[2]原料となる部位も、こうした食経験のある部位です。[1]
経口摂取したエラスチンは、どうなる?
体の中のエラスチンは、本来、水に溶けない硬いたんぱく質です。そこで、カツオ由来のエラスチンは、酵素であらかじめ小さく分解した「エラスチンペプチド」として使われています。つまり、私たちが口にする時点で、すでにペプチドの形になっています。それが胃や腸でさらに小さなペプチドやアミノ酸に分けられてから、体に取り込まれます。
エラスチンを摂ったあとには、エラスチンに特徴的な小さなペプチド「Pro-Gly」が血中に現れることが、ヒトを対象にした研究で報告されています。[3]
THE JOURNEY OF ELASTIN
経口摂取したエラスチンのゆくえ
- 01INTAKE経口摂取あらかじめ分解した「エラスチンペプチド」を
- 02DIGESTION消化・分解胃や腸で、さらに小さなペプチドやアミノ酸へ
- 03ABSORPTION血中へエラスチン由来のペプチド「Pro-Gly」を確認(ヒトの研究)
その後の働きは、2つの考え方から研究が進められています
吸収されたあとの働きについては、「体をつくる材料として使われる」「細胞へのシグナルになる」という2つの考え方から、研究が進められています。
20年、研究を重ねてきた素材
カツオエラスチンは、ひとつの原料メーカーが20年にわたって磨き上げてきた素材です。山口県下関市の林兼産業株式会社は、2006年に魚の動脈球から得たエラスチンの性質を学術誌に報告して以来、細胞・動物・ヒトとさまざまな角度から研究を続けてきました。発表された論文や記事は30本にのぼり、カツオエラスチンに関する特許も取得しています。[4]
林兼産業株式会社のカツオエラスチンに関する特許特許第5459826号、特許第5590704号、特許第6143218号、特許第6312191号、特許第6656654号
いずれも林兼産業株式会社の特許です。
毎日口にするものだからこそ、安全性も大切です。長く摂り続けたときの安全性を確かめる試験も、学術誌で報告されています。[5]
ヒトを対象にした試験も、国内外で行われてきました。日本では、健康な男女を対象にした研究[6]や、無作為化・二重盲検・プラセボ対照という信頼性の高い方法による試験[7]が発表されています。海を越えて、韓国・延世大学の皮膚科のグループも、成人100人を対象に試験を行いました。[8]
「どれだけ研究されてきたか」は、毎日口にするものを選ぶときの、大切なものさしです。NextHill がこの素材を選んだのは、その積み重ねに確かな手応えを感じたからです。
NextHill がこの原料を選んだ理由
ARCHIBEAUT には、豚由来とカツオ由来、由来の異なる2種類の国産エラスチンを配合しています。原料を選ぶうえで大切にしたのは、どこから、どのように作られたかがわかること。そして、その素材について研究が公開されていることです。
REFERENCES
- 健康ビジネスのキー・パーソン(4)~林兼産業(株)機能性食品部部長 清木雅雄氏(2). データ・マックス, 2010年2月10日.
記事を見る - 焼津漁協直販店 ヤイヅツナコープ[焼津市]. 静岡新聞アットエス.
記事を見る - Shigemura Y, et al. Identification of food-derived elastin peptide, prolyl-glycine (Pro-Gly), in human blood after ingestion of elastin hydrolysate. J Agric Food Chem. 2012;60(20):5128-5133.
PubMed - 林兼産業株式会社「特許および文献等一覧」(2026年7月28日現在).
- カツオ動脈球由来エラスチンペプチド長期摂取試験における安全性の検討. 応用薬理. 2012;83(3/4):23-26.
- 健常な日本人男女を対象としたカツオ由来エラスチンペプチド経口摂取による皮膚状態への作用. 機能性食品と薬理栄養. 2021;14(5):269-283.
- Effects of Skipjack Tuna-Derived Elastin Peptide Intake on Skin Condition: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled, Parallel-Group Trial. 応用薬理(Pharmacometrics). 2026;110(3/4):61-69.
- Seong SH, et al. Oral consumption of Bonito fish-derived elastin peptide (VGPG Elastin®) improves biophysical properties in aging skin: A randomized, double-blinded, placebo-controlled study. Skin Res Technol. 2024;30(3).
PubMed